ブタメガネ「それでも今日を生きている」

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TVドラマ『まほろ番外地』を視聴した ~ 僕も夢の匂いなら少し覚えてる

※文中でドラマの内容に触れています。

ビューティフルドリーマー(初回生産限定盤)(DVD付)


huluで配信されていたから観た。
第一話の開始5分でわりとガッチリ掴まれて1日に数話ペースで視聴してしまった。
30分枠のドラマだし肩の力が抜けまくっているので苦にならなかった。

以下wikipediaからの引用

映画版の続編として、まほろ駅前シリーズ第2作『まほろ駅前番外地』をテレビドラマ化。2013年1月11日から3月29日まで、テレビ東京系「ドラマ24」にて放送された(全12回)

まほろ駅前多田便利軒 - Wikipedia

原作は三浦しをんの小説で『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前番外地』『まほろ駅前狂騒曲』が出版されている。機会があれば読みたい。
主演は瑛太と松田龍平
他には大森南朋松尾スズキ岸部一徳新井浩文高良健吾あたりの出演が(僕には)豪華に映った。
物語の舞台は架空の都市「まほろ市」。

以下wikipediaからの引用

まほろ市(まほろし)とは、様々な小説の舞台となる架空の都市の名。
幻(まぼろし)を都市名にしたものでユートピアと同じく「どこにも存在しない場所」の意味を持つ。または、古事記にある倭建命(日本書紀では景行天皇)の国偲び歌「夜麻登波 久爾能麻本呂婆(後略)」(倭は 國のまほろば)に由来する。

まほろ市 - Wikipedia

ドラマを通しての主題として、三十代から四十代の男性が抱く仕事や家庭を巡る葛藤があるのだと思う。主人公二人がそれらから少し距離を置いたモラトリアム状態であることが、作品に漂う「肩の力が抜けた感じ」の一因で、舞台がまほろ市=まぼろしであることもそれを補強する。主題歌はサビ終わりで「夢の匂いなら少し覚えてる」と歌い、タイトルは『ビューティフルドリーマー』。仕事や家庭に疲れた、あるいは失敗した男が再生までの間に見る短い夢の様な話なのだろう。

物語の最後に「極力」が「何でも」に変化したのは現実への回帰とか目覚めとか。まぁそんことなのかと思う。正体のいまいちはっきりしない松田龍平演じる行天は執行猶予の判決を受けたことで僕の中では異邦人の連想から解放され名前のあるまほろ市民へ変わった。これもそういうことなのかな。

ドラマの前に映画があったんだね。
そんで続編も映画でやるのか。
どっちも観るよ。
僕も夢の匂いなら少し覚えているし、夢の続きは見ようと思って見れるものじゃない。こんな機会はそうそうない。
楽しみ。


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