ブタメガネ「それでも今日を生きている」

太っている男のブログ。デブ嫌いはそっ閉じ願います。

自己選択カテゴライズ ~ 先生、アンタは大人だった

f:id:pigmegane:20140717185911j:plain
photo credit: xJason.Rogersx via photopin cc


わりと平気で聞いてくるでしょ。「お前は文系だろ?」とか「さては理系だな?」とか。聞いてる人もそんなに突っ込んで聞きたいわけじゃなくて会話の掴として聞いてる感じだから「あーいやーそのーまぁ確かに理系科目は壊滅的に駄目だったんですけどーだからと言って文系科目が出来が良かったかと言えば微妙でしてーまぁ現国は人並みな感じでしたけど古文とか歴史系とかちょっと人には言えない成績だったって言うかー」なんて語りだしてしまうと「いやそこまで聞いてないから」ってばっさりいかれて何だか俺が悪いみたいになる。納得がいかない。じゃあ聞くなよって言いたい。それか最初から「お前はとりあえず文系ってことにしとこうな? な?」と決め付けてきて欲しい。そしたら「うん。俺、文系」って言う。

所属できない痛みが分かるか。
俺は語りかける。
どこまで修めれば文系や理系と名乗れると言うのだろうか。
それはそれ程容易く名乗れるものなのか。
それともこれは相対的なものなのか。
理系科目より文系科目の方が少しでも成績が良ければ文系人間となり、理系科目が文系科目よりも少しでも良ければ理系人間となるのだろうか。
この理屈で言うと俺は確かに文系人間なのだろうが、理系の友人が俺よりはるかに文系科目の成績が良かった事実をどう受け入れれば良いのか。
どうなんだよ。どうなってるんだよ、先生。
正しいって何だよ。教えてくれよ、先生。

先生は言った。
「何でもいいからとっとと決めろ」
俺は文系を選んだ。